弔辞

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とある曲の録音。
何回も長きに渡って、歌い直していた。
その歌声はそれまでの私の感覚では、充分だった。

けれど、プレイバックする度、もっと何かできるはずだと思い続けていた。
もがいて、泣き叫んで、難産の末、
やっと、道が拓けるような声が録れた。

ここまで長かった。
このままで諦めようかと思った。
それでも、それなりにではあったから。
だけど、それではやる意味がないもの。
没した方がマシだ。

瞼を閉じて、この曲が求める声を必死に探る。
メロディは私の脳の中で、木っ端微塵になり、
浮遊した。
文字にしたら笑う程、簡易だ。
しかしこれは幻想でも夢物語でもない。

それはとても困難だった。
最早これはメロディではないのかもしれない。

涙を流さず、心を掻き乱さずに、作った曲は
今回の作品では、一曲もない。

平静を装いたいのに、
この作品に向かう今の私には、
到底無理な事だった。


こんな事を言って
何も誉めてほしいとか、
同情してほしい訳ではなく、

きっとみんな、多かれ少なかれ
こうやって毎日生きている。
私もそのうちのひとり。

苦しさを越えたら、こんなにも清々しい。
だから、また進める。

全ては自分の内世界で起こっている事で、
興味は無いかもしれないけれど、

格好悪くなるのを恐れる臆病者ゆえに、いつも言葉足らずなので、
たまには補足してみた次第。

牧神の蹄から、胤のリズムは溢れるのだろうか。

誰に求められる訳でもなく、恥を晒し、
歌をうたっているこの身ではあるが、

この声が、あなたに届く事を強く願う。

今、生きづらくとも、懸命に、必死に、生きている、
全ての人に捧ぐ。

松井優子

櫻田宗久『幻』

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櫻田宗久『幻』






櫻田宗久さま

http://munetopia.net/


松井優子

one lovely night

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thank you for lovely lovely night !
i love you♡♡


松井優子

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〈お写真提供:しんちゃま〉


そう、確かにこの四年程で、
髪は阿呆の様に伸びました。

この我が髪は、ずっと老婆の歯痒い歩みを見てきたのだな。

ずっと同じ様な事を言っていて、
自分でも苛々するけれども、否、自分が一番、苛々するけれども

だけど、やっと落とし前つけられる日が来る。

まだ言えないけれど、
言える時が来たら、
必ず言います故....。

誰にも振り向いてもらえなくても
そうせずにはいられないから。

生き恥晒して、やっております。


松井優子

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〈撮影:Fujii yuiさま〉


i feel like dying.....


松井優子
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